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手づくり家具『秀次郎』 山中秀次郎
佐賀県藤津郡太良町大字糸岐字板の坂
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猫椅子と猫ベンチ

今回は手づくり家具『子ども椅子』のリメイク版として、猫椅子と猫ベンチを作ってみました。
背もたれ部分に猫耳を付け、中穴に猫顔を描く(はめる)。目玉にビー玉を入れ、椅子を揺らすと目玉が微妙に動くようにしたい。足も猫足にする。猫ベンチは幼児三人が座れるように内法を90センチに作った。
 
猫椅子設計図1.まず紙に鉛筆でデザインする。それをもとにCADで図面を描き、デザインを決める。原寸で描き、全体のバランスをみる。実際つくるとき加工し易いように図案は出来るだけデフォルメした。
 
2.次に型をつくる(同じものを何台も作ることを想定して、冶具をつくる) 。
具体的には、5mmのベニヤ板で図案の型をつくり、冶具板の裏側に貼り付ける(ルーターでセンターピンをたてて、冶具に加工する材料を乗せて、型にナライで切削加工をする。このときルーター刃の径とセンターピンの径は同じものでなければならない。また、ナライの輪郭線がしっかり整っていれば良いので中は継ぎ接ぎでも構いません)。
 
3.切削加工は一度に深く削り過ぎると重たいし、逆目が割れる可能性があるので、少しづつルーターの刃を下げて行き材料を削る。
 
4.ルーターのセンターピン高さを超える深さまで削り取ったら、冶具型から材料をとり出し、形(図案の輪郭)スレスレまで帯鋸で不要な部分を切り落とす(これはルータ刃の負荷を軽減するために)。
 
5.今度は材料を裏返して輪郭に沿ってルーターで余分な部分を削り取る(ルーターでセンターピンをたてて、冶具を使わずに、型にナライで切削加工をする)。椅子やベンチの背もたれ部分の輪郭部分は裏表加工で削り取って良いが、猫顔部分は、中にビー玉を入れるため、ビー玉径よりやや薄めに中板(?)を残す。
 
6.猫顔部分の加工。 削り残した中板に、目玉穴を明ける(ビー玉よりやや大きめの径で貫通する)。今回は背もたれの裏表のどちらからも猫顔を見れるように目玉を取り付けたいため穴を貫通した。片方から見る猫顔の作り方は、より簡単にできるが・・・。
 
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