[1] 油性ウレタン塗装家具のお手入れについて
普段、軽度の汚れの場合、布でふき取れますが、汚れが落ちにくい場合は水洗いして硬く絞った布でやさしく拭いてください。
[2] 自然塗料による塗装家具のお手入れについて
軽度な汚れは布で拭きとれますが、徐々に塗膜の劣化が起こり、汚れが落ちにくくなってまいります。定期的(3ケ月から半年ごと)に自然塗料ワックスでお手入れすることによって、初期の性能がよみがえります。普段は空拭き、または、硬く絞った布で拭いてください。
(1)インクや水のシミがついた場合
@軽度のシミの場合 自然塗料ワックスを布で薄く塗布し一晩乾燥してください。
Aシミがひどい場合 スコッチブライトでシミの表面を完全に除去したあと、同色の自然塗料を必要に応じて濃度調整した後、布で薄く塗布してください。(浸透しない部分は布で拭き取る) 24時間後に自然塗料ワックスを布で薄く塗布し一晩乾燥してください。
スリ傷がついた場合
自然塗料の塗膜くにキズがついた場合、自然塗料ワックスを布で薄く塗布し、一晩乾燥させてください。
(3)打ちキズがついた場合
キズの部分をサンドペーパー(#150-#220))で研磨し、木地にへこみがある場合水分などで木地を膨潤させ木地のへこみを復元させます。その後、再度サンドペーパー(#220-#320)で素地調整をし、自然塗料ステインワックスを必要に応じて濃度調整したあと、布で軽く塗布してください。(浸透しない部分は布で拭き取る) 24時間後に自然塗料ワックスを布で薄く塗布し一晩乾燥してください。
注意事項
@自然塗料は完了の沈降があるので、使用まえによく撹拌してください。 A火気は厳禁です。 B塗料は幼児・子どもの手の届かないところへ保管してください。 C使いの腰の塗料はもとの容器へ戻さないでください。 D塗料およびワックスの付着したウエス(ボロ布)は、まとめて放置すると自然発火の危険がありますので、広げて完全に乾燥させたのち廃却するか、焼却するまで水に漬けておくか、密閉容器に入れておくかのいずれかの方法をとってください。